アルバム「STORY」レビューしてみた(ソロ)
ソロ分やりまーーーーす。
ソロ以外はこちら↓
17.戀(こい)
増田さんのソロ。
タイトルが発表されて一番気になっていた曲です。
ここ数年オリジナルでは、「Remedy」、「Skye Beautiful」、「Thunder」、「Symphony of Dissonance」とラップの印象が強い曲や、山下達郎さん「FOREVER MINE」のカバーが続き、いい意味でアルバムから「浮いた」印象があった。
ここで急に「「超リアル」」なラブソングにシフトしてくれて驚き!
毎回、増田さんのソロ曲は自分のイメージを伝えて作ってもらうということで、どんなオーダーをしたのか気になるところ(まだ語られていないよね?いつもあまり言及しないけど)。
GReeeeNさんが作ったというこの曲、難しい言葉は使わずに相手への募る思いを紡ぐラブソング。
勝手に加藤さんの小説「染色」に出てくる主人公を思い浮かべたりした。
フツーな自分が憧れなのか好きなのかわからない相手への気持ちを歌っているようで、舞台「染、色」で主演が発表された正門良規さんが、アパートのベランダでたばこを吸いながら夜空を見上げていたり、河川敷を歩いていてふと見上げた月がきれいだったり、なんかそんな情景が見えた気がした。
あと「いとしいとしというこころ」と旧漢字にした【タイトル:戀】を紐解いた歌詞が印象に残った。
18.Narrative
加藤さんソロ。
とうとう編曲にも名前を連ねてますよ、シゲアキ先生。
twitterでもタイトルだけで散々予想してたけど、まぁシゲシゲしい。
「Story」と「Narrative」の違いについて調べてたら、前者は起承転結がしっかりしていて終わりが決まっているもの、後者は結果が決まっておらずこれから決定されるもの、という記述があって、NEWSの締めがきちんと終わらせるStoryで、加藤さんなりの物語の締め方がNarrativeだとしたら、これからを→ pic.twitter.com/hX6XFPjzKZ
— り〜🤚🧼 (@ri_to_skgangan) 2020年2月4日
ただ、大きな意味では合ってる気がしてきた(偏差値2)。
『神が決めた予定調和な人生じゃつまんないぜ、不思議な感覚ってどこ? 』
加藤さんのライナーノーツ*1にもあった、
俺がかきまぜたいのは。
あなたのエゴ(自我)とエス(無意識)とスーパーエゴ(超自我=理性)。
なのかもしれない。
言った通り、境界線が曖昧になってきたでしょう。
の部分と共鳴?してるともとれる。
白いキャンバスに色をつけていくように、決まったストーリーであなたの人生に影響を与えたい、それこそがNarrativeと言わんばかりに(広義のラブソングじゃん←拡大解釈が過ぎる)。
コンサートやライブなんかは小山さんが「やなこと忘れようぜ!!」って煽ってくれるように、自我の解放・日常にある非日常空間なわけで、その演出に携わる加藤さんはよりその感覚を意識しているように思う。
と、文字にするとわかったような気になるけど、正誤についてははっきりわからなくていいのです。
オタクは考察するのが好きな生き物だから。
19.STAY ALIVE
小山さんソロ。
こういうのだよ!!!
意味じゃねぇ!踊れ!!!なアッパーチューンが小山さんにはぴったりだと思うのは私だけでしょうか。
前作「Going that way」のような一緒に踊れる振り付けがあるのもよし、コンサートでの演出が楽しみ。
「クローバー」の個人パートでもわかるように、小山さんの書く歌詞はストレートでロマンチックなわけです。
ただ今回のソロは作詞に名前があるので、本人の思い・考えが多少は乗っていると考えてみると、テンポの良さでもスルーできない結構切実な言葉が並んでいるような・・・。
ここ2~3年の自分の立場を改めて振り返った感じなのかな~と深くは突っ込まないけど、35歳という年齢もあって過去を振り返ってこれからを考えることは多くなるよね、と同年代の私はしみじみ思うのでした。
20.プロポーズ
手越さんソロ。
すごい結婚ソングがきた・・・絶対式で歌うやつ・・・。
新郎の歌なんて食事のBGMぐらいにしか思ってないのですが、てごにゃんが歌うならちゃんと聴きます!!!!(大丈夫、列席しませんよ)
手越さんはやっぱりラブソングのイメージが強いので、その期待を裏切らない感じがやはり「「手越祐也」」だなと思いました。
いつもは強気な僕だけど、君のことに関してはこと弱気になってしまうんだ・・・ってことですよね~~~てごにゃんかわいい~~~~(盲目)
以上、NEWS(オタクによるアルバムレビュー)でした!!!!
*1:Johnny’s web_シゲアキのクラウド_2020.3.12_加藤シゲアキによる極私的ライナーノーツ~STORY編~pt.3より